
考え方にひと工夫!簡単で効率的な正しいダイエットとは?
運動前に準備運動(ウォーミングアップ)が必要なのはわかっているものの、何のメリットがあるのかいまひとつよくわからない、という人も多いでしょう。運動前に筋肉や関節がしっかり動くよう準備をしておくことは、パフォーマンスの向上とケガの予防につながります。その一つとしてストレッチがあります。しかしストレッチならどれでもよいわけではないということが近年わかってきました。運動前に効果的なストレッチとはどのようなものなのでしょうか。
運動前にストレッチを行う目的を簡単に確認しましょう。激しい運動を突然始めるのではなく、先にストレッチをしておくと、体温が上昇します。体温があがると、呼吸器や循環器系の活動が高まり、酸欠を起こしにくいというメリットがあります。また、筋肉や関節が柔軟になるので、外傷が起こりにくくなり、パフォーマンスも向上させることができます。
運動前はすぐに身体を動かしたくなりますが、より楽しむためにもきちんとストレッチを行いましょう。
ここからは具体的に運動前に適しているストレッチを3種類ご紹介します。運動前には、関節を動かしながら筋肉を伸び縮みさせる「動的ストレッチ」がよいと考えられています。
上半身から下半身までバランスよく刺激できるストレッチです。それぞれの動きで10秒~20秒ほど静止します。
ワンポイントアドバイス
効いている部位を意識しながら行うのがポイント。息を止めないように注意しましょう。
フォームにも影響する肩甲骨を中心に、全身をしっかりとほぐし身体を温めるストレッチ。それぞれ15秒から30秒が目安です。
ワンポイントアドバイス
ストレッチ前に20回ほど軽くジャンプして身体を温めてから行うのがベスト!
全身の筋肉を複合的に刺激できるストレッチです。テンポよく行い、筋肉を温めましょう!
ワンポイントアドバイス
それぞれの動きをリズミカルに行いましょう!反動はつけず痛みを感じる手前で何度もくり返せば、自然に可動域が広がります。
無理やり筋を伸ばしたりすると、けがに繋がるおそれもあります。ストレッチをする際には次の5つのポイントも意識しましょう。
これらを押さえた上で、正しいストレッチを実践してみてください。
せっかくの運動もけがをしてしまっては元も子もなくなります。ストレッチを行う習慣が身につけば、もっと運動が楽しくなります。だらだらと長時間行う必要はないので、ポイントを押さえて効果的に実践してみてくださいね。