
考え方にひと工夫!簡単で効率的な正しいダイエットとは?
適度に厚い胸板は、どんな洋服を着てもサマになるもの。そこで今回は、胸板を厚くする筋肉「大胸筋」を効率的に鍛える方法をご紹介します。部位別のトレーニング法と、効果を実感するためのポイントを解説するので、ぜひ挑戦してみてください。
間違ったトレーニング方法では、効果が出にくいこともあります。筋肉の特徴を正しく知り「筋肉の動き」を意識しながらトレーニングを行うことで、筋トレ効果をさらに引き出せます。まずは胸の筋肉である「大胸筋」を、3つの部位に分けて解説します。
大胸筋は3つに分かれていて、鎖骨から胸骨上部に広がるのが大胸筋上部です。腕を斜め前に上げるときに働きます。上部は男性の胸板を作るために重要ですが、鍛えにくい部位なので正しい方法での筋トレが必要です。
大胸筋中部は、胸骨の上部から中部にかけて広がっています。腕を内側にひねる、閉じるなど、内側に動くときに働く筋肉です。面積がいちばん広く、中心部分は鍛えにくいといわれます。
胸骨の中部から下部にかけて広がり、腹直筋というおなかの筋肉と繋がっているのが大胸筋下部。腕を斜め下に押す出すときに動きます。面積は狭いですが、鍛えられていないと腹筋とのバランスが悪くなります。
大胸筋の3つの部位を効率よく鍛えるために、部位別の筋トレ方法をレクチャーします。部位によって鍛え方が違うのでバランスよく行ってくださいね。
台の上に脚を上げて行う腕立て伏せ。大胸筋上部と肩の三角筋、二の腕にある上腕三頭筋を鍛えることができます。
10~15回で1セットです。おなかが出た姿勢になると、負荷が逃げてしまいますので、姿勢をキープして行い、無理に回数をこなさないように気をつけましょう。
腕立て伏せのときの手をひし形にするのが「ダイヤモンド腕立て伏せ」。上腕三頭筋を鍛える効果もあるので、胸板と二の腕に効果的です。
10回で1セットとし、3セット行います。両ひじを曲げ伸ばしするときに、ひじを体から離さないように。姿勢をまっすぐキープすることも大切です!
大胸筋の下部と上腕三頭筋を鍛え、メリハリのある力強い上半身づくりに最適。椅子を2脚使えば自宅でも実践可能です。
5~10回で1セットとし、3セット行います。前傾姿勢を崩さないことと、体は斜め前に下ろすことがポイント。まっすぐ下ろすと肩を痛めてしまいます。
大胸筋は部位ごとに動きが違うので、それぞれの筋肉への負荷を考えてバランスよく鍛えることが大切。注意点をしっかり守って効率的なトレーニングを行いましょう。
胸の筋肉が鍛えられると、たくましい男らしさをアピールできます。3種類の筋トレを組み合せて、理想の胸板を手に入れてください!