
考え方にひと工夫!簡単で効率的な正しいダイエットとは?
デスクワークや同じ姿勢を続ける作業が終わると、背中がこってバキバキに固くなっていませんか。手が届かない部位なのでマッサージに通っている人も多いかもしれませんが、やり方を覚えれば自分でも背中をスッキリほぐせますよ。マッサージの方法をご紹介しましょう。
それではさっそく、効果的な背中のマッサージ方法をレクチャーします。仰向けになるだけの簡単な方法もあるので今すぐに試せますよ!
背中のマッサージには、疲れとストレスを解消する効果があります。いつでもどこでも実践でき、仕事帰りの電車で疲労回復も可能。リンパの流れを改善するイメージで行ってみましょう。
「肝兪」は肝臓に関係しており、肩甲骨の先から胸椎2本分下にさがった背中にあるツボで、背骨から指2本分ほど外側に離れた左右にあります。精神安定の効果があり、不眠や神経の疲れを改善。目の病気にも良いと言われています。
「3秒かけて押す、3秒かけて離す」を5回繰り返して刺激しますが、自分では押しにくいので、マッサージ棒などを使うとやりやすいです。
「脾兪」は脾臓に関係しますが、胃腸の不調にも効果的。肝兪から胸椎3本分下にさがった胃の裏側にあるツボです。だいたい背骨の真ん中あたりの高さで、背骨から指2本分ほど外側に離れたところにあります。胃腸機能が弱ると、脾兪のあたりにコリや張りなどの違和感が現れます。硬くなっていたら、ゆっくりと優しく刺激しましょう。
肝兪と同じように「3秒かけて押す、3秒かけて離す」を5回繰り返してください。
「志室」はおしりと腰の間にあるので、自分でも刺激しやすいツボ。腰痛に効果があるとして有名ですが、腎機能を高め水分代謝を良くする効果が期待できます。
腰に自然に両手をあてて、背骨の両側を押してみてください。おへそのちょうど裏側から指4本分外側にある、押すと気持ち良い部分が志室です。足を少し開いて立ち、親指で軽く押しながら揉んでください。
10~15回ほどで良いでしょう。
バスタオルを敷いて仰向けになるだけの簡単なストレッチなので、寝る前などにおすすめ。背中と胸のコリをほぐして、丸まった背中がよく開くようになります。呼吸が深くなり、リラックス効果も期待できます。
つぼ押しを含めた背中のマッサージと、ストレッチ方法をご紹介しました。人によって手が届く範囲が異なりますが、手の届く範囲で無理なく行いましょう。手の届かない範囲はマッサージ器などの道具を使ってほぐすのもおすすめですよ。今回のマッサージ方法をもとに、家族の背中をマッサージしてあげるのもコミュニケーションになりますよね。
マッサージ屋さんの予約が取れなかったり、通う時間がないけれども背中をスッキリさせたい…そんなときこそ、今回紹介したマッサージやストレッチを試してみてくださいね。