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疲れ
2019.12.23

寝違えたらどうすればいい?何が原因?予防法はある?

寝違えたときには、朝からツイてないなぁ…とガッカリしてしまいますよね。何度も寝違えを起こしている人なら、数日経てば痛みが自然に治っていくことを経験上知っているでしょうが、それまでは日常のちょっとした動作や家事がしにくくなりますし、仕事や学業に悪影響を及ぼすわずらわしい状態が続きます。このような状態を長引かせないために、寝違えを悪化させない正しい対処法と、寝違えの原因、予防法についてお伝えします。

寝違えたら、安静にするのが一番!

寝違えたときに「やってはいけない」ことは、あえて痛みが増す方向に強引に首や肩を動かすことで無理やり慣れさせようとしたり、痛みを我慢してストレッチしようとしたりすることです。

寝違えは、不自然な姿勢で寝てしまったために、一部の筋肉がうっ血したり、首の骨の後ろの関節を囲む「関節包」に炎症が起きたりすることで痛みが出ている状態だと考えられています[1]。対処の基本は、安静と冷却になります。

具体的に言うと、安静とは寝違えた部位を無理に動かしたりせず、できる限りそっとしておくことです。徐々に首を動かしていくことで治っていきますが、無理にストレッチしたり、過剰にもんだりすると、その行為がまた首や肩への物理的な刺激となって、炎症を強くしてしまい、かえって痛みが増してしまいます。痛みを感じる方向には首や肩をなるべく回さないようにしましょう。

冷却は、症状があるところを冷やすことを指しますが、それによって炎症が多少抑えられ、痛みを感じにくくなります。冷湿布を貼っておくのもいいでしょう。炎症を抑える薬剤が含まれている湿布や飲み薬は、病院や薬局、ドラッグストアで入手できます。

寝違えで病院に行くべきか?

安静・冷却を心がけていれば、寝違えは多くの場合1週間もすれば回復してくるはずです。しかし、寝違えてから1週間以上経っても回復の兆しがない、むしろ悪化している、というような場合は、整形外科クリニックを受診してください。特に以下のような症状がある場合は、寝違えではない別の病気である可能性があるので、早めの受診をおすすめします[1][2]。

  • 痛みの程度が激しい
  • 首を動かすと手や足に痛みを感じる
  • 手足にしびれがある
  • 発熱を伴っている

寝違えを予防する方法は?

次に、寝違えを予防する方法について考えてみましょう。寝違えは、X線などの画像検査をしてもこれといった変化が見つからないことがほとんどですが、起きているとき・寝ているとき問わず同じ姿勢のままでいたことや、手や腕の使い過ぎで首や肩の筋肉に負担をかけすぎたことなどによって引き起こされると考えられています[1]。ですから、寝違えを予防するには、同じ姿勢を持続し過ぎない、上腕を酷使し過ぎない、ということが重要です。

寝ているときに同じ姿勢を取り続けてしまうのは、うまく寝返りが打てていないからです。泥酔したり、疲れ果てたりしてから眠ると寝返りしにくくなりますので、このような状態を避けるとともに、睡眠環境を見直してみましょう[3]。枕の高さが合っていなかったり、身体が沈み込み過ぎたり、身体の動きを妨げるような寝具だと、寝返りが打ちにくくなります。パジャマもゆったりとしたものを選ぶといいでしょう。

また、上腕の酷使については、重いものを持つ、長時間にわたるデスクワークなどが該当します。首や肩に負担がかからないように生活を見直し、わずらわしい寝違えを予防しましょう。

参考文献

[1]日本整形外科学会. 「寝違え」. 症状・病気をしらべる, 整形外科学会ホームページ. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprained_neck.html(参照2019-10-18)
[2]山崎正志. 朝から首が痛くて…―寝違え―. 日医ニュースNo.166. http://dl.med.or.jp/dl-med/people/plaza/166.pdf(参照2019-10-18)
[3]東京医科大学脊椎グループ. 寝違え. 整形外科ホームページ. http://www.tmuortho.com/sekitsuiblog/sleep-wrong/(参照2019-10-18)

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