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腰痛
2019.08.08

腰の痛みはどうして起こる?何が原因になる?

ある日突然、激痛が走る急性のぎっくり腰や、腰全体に重く、だるい感じが続く慢性腰痛。腰痛は、ほとんどの人が一度は経験するといわれる症状です。しかし、腰痛が起こる原因はさまざま。症状を改善するためにも、まずは原因から探ってみませんか?

腰痛とは?

腰痛とは病気の名称ではありません。肋骨下からおしりにかけての背部に起こる、痛みやハリなどの不快感を総称したものです。

腰痛は誰もが経験する可能性がありますが、それは私たちの身体の構造に大きな原因があります。

腰痛の原因1 脊椎や椎間板、筋肉のトラブル

人間の身体を支える屋台骨である脊椎(背骨)は、椎骨というブロック状の骨がいくつも連結した構造になっています。椎骨と椎骨の間には椎間板という軟骨があり、これがクッションの役目をしていることで、体の曲げ伸ばしがスムーズに行えるのです。

しかし、長い脊椎のなかでも腰椎と呼ばれる椎骨は、二本足で歩くときや、身体の曲げ伸ばし、物を持つときなどにもっとも大きな負担が加わる部分なのです。ちょっとした腰への衝撃で椎間板や椎間の関節に捻挫などのダメージを受けると、腰に痛みを感じることがあります。また、腰椎周りの筋肉や筋膜(筋肉を覆う膜)の疲労、肉離れ・炎症なども、腰痛の原因となります。

特に日頃から猫背などの悪い姿勢を続けていると、筋肉に負担をかけるばかりでなく、椎骨と椎骨、椎間板がずれやすくなります。椎骨や椎間板がずれていると、ふとした体位の変化をきっかけにぎっくり腰を発症することもあるので、正しい姿勢を心がけましょう。

脊椎や椎間板のケガ・病気に由来する腰痛も

骨や軟骨は加齢とともにもろくなり、機能低下を引き起こします。たとえば椎間板のすり減りや、椎骨の変形、脊椎周囲から伸びる神経の枝、リウマチ、骨粗鬆症などでも腰に痛みを感じることがあります。

また、飛び出した椎間板が神経を圧迫して腰痛や坐骨神経痛を引き起こす「椎間板ヘルニア」は、若い人にもよく起こる病気です。

腰痛の原因2 他の病気が関係している可能性も

腰痛といえば原因1に見るような脊柱や椎間板、筋肉のトラブルが大半ですが、なかには他の病気や症状が潜んでいることも。主なものをご紹介しましょう。

血管の病気に由来する腰痛

おなかの中の大きな血管が破裂すると、突発的に痛みが起こり、腰だけでなく全身の状態悪化が見られます。

内臓の病気に由来する腰痛

十二指腸や膵臓、腎臓など、腹膜よりも背中側の臓器に異常があると、腰や背中に痛みを感じます。代表的なものに尿路結石や腎盂腎炎などがあります。また、子宮内膜症など婦人科系の病気でも腰痛を起こすことがあります。

安静にしていても、どんな姿勢を取っても痛みがある、症状がだんだんひどくなる…という場合は、必ず受診しましょう。

ストレスなど心因性のもの

精神的なストレスが腰痛となって現れることもあります。20代の若者から高齢者まで幅広い世代に見られ、現代人なら決して軽視できない原因です。心因性の腰痛があるときは、痛みを取り去る薬物療法に、精神科や心療内科で心のケアを組み合わせることがあります。

今まで感じたことのない腰痛は病院へ

このように、腰痛はさまざまな原因で発生します。腰痛の原因が違えば、治療や日常の対処法も異なるものです。

腰痛があってもそれほど痛みがつらくないときや、腰痛の原因として筋肉の疲労など思い当たるものがあるときは、腰への負担を軽くしてしばらく様子を見てみましょう。それでも痛みが改善せず、しびれや発熱など他の症状をともなう場合は、すみやかに整形外科など医療機関の受診を検討してください。『こんな症状の腰痛って大丈夫?セルフチェックと対処法』も参考にしてください。

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