
考え方にひと工夫!簡単で効率的な正しいダイエットとは?
夕方になると指輪がきつくなって抜けなくなったり、指先がパンパンになっている感じがしたりしませんか。そんなときは手や指がむくんでいるのかもしれません。
むくみやすい部位といえば顔や足を思い浮かべますが、実は手もむくみやすい部位。手がむくむ理由と、手のむくみを解消する簡単なストレッチや、マッサージをご紹介します。仕事中でもできるので試してみてくださいね。
手のむくみには、いくつかの原因があります。
手は日常生活の中で心臓より下にあることが多く、心臓からの位置も遠い部位。そのため、足ほどではないもののむくみやすい部分といえます。
そもそもむくみは、血管やリンパ管に回収されるはずの余分な水分が、血管外の細胞の間にたまって起きる現象。「老廃物が溜まる」と表現されることもありますが、本来なら排出される水分が原因です。
このように水分が溜まるのは、血液やリンパ液の流れがとどこおっていたり、水分や塩分のとりすぎで体内の水分量のバランスが崩れたりするためです。手足のように心臓から遠く下にある部位ほど、心臓側に戻る血液の流れが悪くなりやすく、むくみやすい傾向があります。
お酒を飲み過ぎてはいませんか?アルコールには利尿効果がありますが、お酒を飲んでもトイレに行きたくならない人や、飲んだ翌日に目の周りが腫れぼったくなる人は、手指もむくむことが多いでしょう。
適度にお酒をたしなむのは良いことですが、自身の適量を超えると余分な塩分と水分の排出が間に合わず、 むくみが出ます。適量は年齢によって減ってくるのが普通ですから、いつまでも同じ量が飲めるとは思わずに気をつけるようにしましょう。
血液中のアルブミンというタンパク質が減少すると、体がむくみやすくなります。
好き嫌いが多かったり、欠食がちで極端に栄養状態が悪い人では、その可能性があります。それ以外では病的なもので、肝臓や腎臓の機能が低下していることが考えられます。これらの場合は原因に対する治療が必要です。
手のむくみを解消する方法の中でも、特に簡単なのがストレッチです。手のむくみ解消におすすめのストレッチ方法を2つご紹介します。
文字通り手を上げてグー、パーと手を動かすだけのストレッチです。
むくんでパンパンになっている感じのときに20回を3セットくらい続けると、指先からスッキリするのを感じるはずです。
グーパーストレッチと同じく手を少し高くして、ブラブラと上下左右に振るだけのストレッチ。頭より高く上げて振るのが効果的です。
このように手を心臓より上に上げて行うストレッチのほか、ハンドマッサージも手のむくみ解消におすすめです。
ハンドマッサージには、摩擦による熱や刺激で血行をよくし、むくみを緩和する効果を期待できます。ハンドクリームをつけてすべりをよくしてから行うとやりやすいでしょう。
お風呂上りやリラックスタイムに限らず、オフィスでの仕事の合間や手の乾燥が気になったときなど、ハンドクリームを塗りながらとり入れてみてください。
身体の構造的に手はむくみやすい部位ですが、気がついたときにマッサージしやすい部位でもあります。手のむくみが気になるときは、手を肩より上げるストレッチやハンドマッサージでケアしてスッキリしましょう!