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むくみ
2019.09.24

生理前はむくみやすくなる!がんばらずにできる対策

生理前になると、いろいろな不調に悩まされることが増えますよね。イライラしやすくなったり眠くなったり、中には顔や足がむくんでパンパンになるという人も。

生理前にむくみやすくなる原因は、わたしたちの身体の仕組みにあります。がんばらないむくみケアで、調子が狂いがちな生理前もスッキリ乗り切りましょう。

生理前にむくみやすくなる理由


生理前のむくみやすさは、生理が起きるしくみに原因があります。

生理のメカニズム

生理周期を作るのは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンです。生理が始まってから次の生理が始まるまでの間、女性ホルモンのバランスは体内で変化しています。エストロゲンは、生理が終わってから排卵までの間に最も多く分泌され、その後も生理が始まるまで分泌され続けます。一方、プロゲステロンは排卵から生理が始まるまでの間、エストロゲンより多く分泌されます。プロゲステロンとエストロゲンは、生理や妊娠にかかわる作用のほか、身体にさまざまな影響を及ぼします。

生理周期とむくみの関係

むくみは、生理前の不快な症状としてよくあげられるものの一つですが、なんらかの原因でリンパや血液による余分な水分の排出が間に合わず、血管の外にあふれて細胞の間にたまることで起こります。
実際に、プロゲステロンとエストロゲンの濃度がともに高くなる「黄体期」には、下半身に水分がたまりやすく、むくみが起こりやすいということがわかっています[1]。

パンパンに張った顔や足は、できるだけむくみをケアしていつも通りの状態を取り戻したいもの。ウォーキングやストレッチなどの運動や、ゆっくりとお風呂につかってリラックスするのが、むくみケアによいといわれていますが、生理前はほかの不調も重なって、なかなかその気になれないときもありますよね。

そのようなときに試してほしいのが、血行をよくするマッサージです。

生理前のむくみにおすすめのマッサージ

生理前でなんとなくだるいときにもおすすめのむくみ解消マッサージを、むくみが気になるパーツごとにご紹介します。肌にやさしいオイルや、好きな香りのクリームなどを使って、リラックスしながら試してみてくださいね。

顔のむくみ対策マッサージ

顔のむくみ対策のマッサージは、肩・首をほぐしてから顔のマッサージを行うのが効果的。血液やリンパの通り道をスッキリさせて、血行をよくしましょう。

まず、肩のマッサージです。肩を下げたときに筋肉が盛り上がっている部分に、反対の手の指を置いて腕をぐるぐると3回ほど回します。

次に、首をゆっくり大きく回します。左右それぞれ10回ずつくらい回しましょう。

最後に顔のマッサージです。乳液やクリームをつけてすべりをよくしてから、あごから耳の裏、耳の裏から鎖骨の順でやさしくなでるように刺激しましょう。

マッサージの時間をゆっくり取れない場合は、スキンケアも兼ねて行うのもおすすめ。化粧水や美容液のパックをしながら肩や首をほぐし、乳液かクリームでマッサージとスキンケアの仕上げを行うと、時間をかけずにケアできますよ。

手のむくみ対策マッサージ

指先がパンパンになったり、指輪が外れにくくなったりしているときは、手のマッサージをとり入れましょう。マッサージといっても、ハンドクリームを手になじませて、指先から指のつけ根に向かってなでるだけです。仕事の合間や水仕事の後など、ハンドクリームをつけるついでに行うのもよいでしょう。

また、手を肩より少し高いところまで上げ、ぶらぶらさせるストレッチもおすすめです。

足のむくみ対策マッサージ

足のむくみ対策マッサージは、全体的にクリームやオイルをつけてからマッサージします。お風呂上りなどに肌の保湿を兼ねて行うのがおすすめです。

まずあぐらをかくような体勢になり、太もものつけ根を手のひらでやさしく押します。

次に軽く片方のひざを立てて座り、ひざから足のつけ根にかけてやさしくなで上げます。5回ほどなであげたら、ひざ裏のくぼみを下から上に向かってさすります。あまり力を入れないようにしましょう。

足首からひざに向けて、下から上にさすります。肌の刺激を少なくするため、クリームやオイルのすべりがなくなってきたら、都度足しながらマッサージしましょう。

仕上げにつま先から足首に向かってさすります。足の甲はやさしくなで上げて、足裏は指からかかとに向けてマッサージしましょう。

マッサージ以外にもある!がんばらないむくみ対策


むくみ対策には、食事や水分補給に気をつける方法や、足湯で身体を温めるのも効果的です。

体内の水分量バランスを保ちやすくするため、いつも以上に水分、アルコール、塩分のとりすぎに気をつけましょう。のどが渇いたからと冷たい飲み物をガブ飲みしたりせず、適量を意識してください。

また、身体を温めるためには入浴が効果的ですが、お風呂を洗うのがおっくうなときもあるかもしれません。そのようなときは、バケツに40℃くらいのお湯をためて行う足湯をおすすめします。20分ほど足湯をしていると、全身があたたまってくるのを感じることができるでしょう。

まとめ

生理前のむくみは、ホルモンの影響によるもの。ふだんより多少むくんでいても、一時的なものならあまり心配しなくて大丈夫です。でも、ただでさえ生理前は鬱々とするもの。毎月のことですし、工夫して楽しく乗り切りたいですね。

参考文献

[1]鷹股亮. 体液調節とホルモン, 日生気誌 2017; 54(2): 57-64

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